スミレの50のお祝いに

生誕半世紀を記念してしてみたこと

はじめてのスイーツマラソンで、食べて走る充実感を得る。

マラソンが流行っている。 記念事業にどうですか、と勧められるものの一つだ。 スミレは走るの大嫌いだし、体力的にも無理。42.195キロなんて有り得ない。しかし、マラソンといっても近頃はいろいろある。短い距離なら意外とできるかもしれない。おち…

はじめての競馬は、うっかりハマりそうな罠がいっぱい

久し振りに書くのですが、まぁ勘弁してね。 ジャジャジャーン!競馬デビュー! 小倉競馬場へ行ってきた。近くにあるが、中に入ったことはなかった施設である。スミレはギャンブルに近寄らないようにしている。 何故と言うに、スミレの親父は、ギャンブルにす…

はじめての50歳を50本のロウソクで祝おう

2016年2月某日 スミレは50歳の誕生日を迎えた。 どうせ自分で作るのだから、ご馳走などはしない。外食するのももったいない。ケーキだけは買うことにする。甘いもの大好きなのだ。 予約などしていなかったので、3軒回って好みのチョコレートケーキを探した。…

はじめてのピアスは、ヘタレの証明 その4

またピアスの話。 結論から言うと、ピアスホールはつぶすことにした。 ファーストピアスを一か月つけたが、穴は未完成。しっかり傷口が穴として確立されるように、毎日ピアスを付けた。 夜もつけると腫れたため(たぶん耳を枕に押し当てるから)、毎朝、まず…

はじめてのピアス、苦難の道はまだ続く その3

1か月経った。やっとファーストクリップを外せる! さぁ外してみよう。まずうまくいっている左。いてて、抜くのにちょっとだけ痛い。ポコリと穴が見えるのかと思ったが、耳たぶに赤い点がついている感じ。穴ではない。 右も外す。こちらもそんなに痛くはない…

はじめてのピアスは、忍耐を要する。その2

ピアスホールをやっとこさ貫通させたスミレの続き。 ファーストピアスをつけたまま、消毒をする。ピアスはやや余裕を持った感じでついている。ヘッドとキャッチを持って、耳たぶを間にゆるゆる動けるくらい。その隙間に消毒液を付けた綿棒を入れて傷を消毒す…

はじめてのピアスはぜんぜん簡単じゃなかった。その1

この1か月、いつも耳を気にしているスミレである。 2015年12月、ピアスを開ける。つまりピアスをつけるための穴を、耳たぶに開ける。 ピアスの方がかっこいいなぁと思いつつ、特に必要にも迫られず、わざわざ痛い思いするほどでもないし、と開けなかった。大…

はじめての木苺摘み、少女の憧れはオバサンの生活。

2015年12月、セニョリータ様のお誘いで、木苺摘みに行く。 え?苺と言うなら春ではないのか?今年は暖かいとはいえ、12月よ? セニョリータ様に伺うと、「何か知らないけど、いつも今頃山に行ったらなってるんです。雪が降るようななかで摘むこともあるんで…

年始のご挨拶。やる気は十分あるんだよ。

元旦からずいぶん経ってしまいましたが、明けましておめでとうございます。 今年こそ、まめに書いていこうと思いましたが、お正月をすっかり自堕落に過ごしてしまいました。とは言え、一年は始まったばかりです。ポチポチ小さくやってきます。 今年もよろし…

はじめての松山城は、萌え萌えの名城でした。

2015年12月、松山城へ行ってみる。 ロープウェイ・リフトのセット券というのを購入。ロープウェイとリフトと乗り継ぐのかと思ったら、ロープウェイとリフトが並走していて、好きな方を選べるというのだ。面白い。 ロープウェイは10分おきにでるので、待つよ…

はじめての道後温泉本館は、ばばんばばんばんばん

道後温泉は、松山にある。松山は、愛媛県にある。 というのがなかなか覚えられない。 四国の人、ごめんなさい。高知以外の位置がどうにもごっちゃになってしまいます。 1015年12月、道後温泉に行く。 愛媛といえばみかん。これは揺るぎませぬぞ。しまなみ海…

はじめて作ったタルトタタンは、大成功の美味しさ

「やったことない事を探しているんです」と、セニョリータ様に言うと、「タルトタタン、作ったことありますか?」と聞かれた。 セニョリータ様は、10ほど上の年齢だが、スミレがその年になっても絶対にそうはなっていない、と言いきれる、いわゆるよくできた…

はじめてのジャザサイズは、脳を機能不全にする装置だった。

マイボス(スミレの上司。少し年上、女性。)が、ダイエットにチャレンジした折に挑戦したジャザサイズに誘ってくれた。彼女は、1か月で体重を落とす賭けを誰かとして、見事痩せたのだ。ジャザサイズは、その時にやって、「かなり汗をかいてすごい筋肉がつく…

はじめての皿そばは、温泉卵と絡んで心掴まれる。

出石(いずし)、という町の名前、初めて聞いた。兵庫県の城下町。 そこに皿そば、というものがあるので、これに挑戦する。わんこそばをしたらいい、という案もあったので、この皿そばもよさそうでないか? 出石というところは、城跡を中心に古い町並みが残…

はじめての城崎温泉は、カニフィーバーだった。

2015年11月、城崎温泉で一泊した。 スミレにとって城崎と言えば、教科書にのってた、志賀直哉「城の崎にて」。だが全く記憶にない。読んだのかどうかさえ覚えがない。志賀直哉の「城の崎」と、スミレが行った「城崎」が同じ場所なのかもよくわからないが、と…

はじめての竹田城跡で、石垣萌えになる

2015年11月22日、兵庫県の竹田城跡へ向かう。 雲海の中に浮かぶ写真が有名で、「天空の城」と呼ばれる、城跡だ。石垣だけが残っている。 絶景写真集が好きなので、確かに写真は見たことがあるけれども、正直どこにあるのか知らなかった。そうか、こんなとこ…

書寫山ではじめての写経は、ちょっといい心の洗濯

姫路城へ行く前に、バスで書写山へ行ってきた。紅葉が綺麗なところだが、今年は暖かくてまだ色づいてはいないだろう。それでも天気は良いし、紅葉狩りへという人が多そうなので、姫路城より先に書写山を楽しむことにしたのだ。 書写山。写の字は寫が正しいみ…

はじめての姫路城は、城好きでなくても圧倒される美しさ。

2015年11月21日、白鷺城、国宝であり世界遺産である姫路城へ行ってきた。 今まで、姫路城は新幹線から見たことがある程度。黒田官兵衛や秀吉にゆかりのある(住んでたってこと?)城らしい。スミレは城に特に興味を持ったことがないのでよくわからない。城好…

したことない事を探す日々

50個のやったことない事をやる、と決めたものの、何をやるかは決まっていない。 今のところ考え付いているのは、15個くらいか。 本当にやりたいと思ったことで、その気さえあればできることは、もうしてきた。 だから、この企画でやったことない事は、そんな…

何をやっている時が一番楽しいか

師匠(スミレのお作法アドバイザー)に50周年記念事業の計画を話して、「何かやることないでしょうか」とお伺いを立てた。 師匠は、スミレより少し年上の、上品で優しい奥様である。 「ふむふむ、スミレちゃんは何をやっている時が一番楽しいの?」 「はい、…

はじめてのパラグライダーは、指導員さんに頭下がりました。

2015年11月3日、パラグライダーに挑戦。 スミレは、高所恐怖症ではないが臆病者で、リスクの高いことはしたくない。だから今まで「もしも落ちたら死ぬやん」というものは積極的にして来てない。バンジージャンプや、スカイダイビング、グライダー系。 だが先…

風邪ひいて一日何もできませんでした。

スミレ、やりすぎました。 この50周年記念事業、来年中にやったことない事を50個やる、という自らが決めた課題。1年でやったら週1回くらいのペースでやらなければならないわけで。しかも現時点で50個やることが決まっているわけでもない。やるには季節や日に…

はじめての乗馬は、足腰の強化と裾留が必須だった

馬に乗ることにする。 乗ったことがないわけではない。スミレは基本動物好きなので、動物園なんかで馬に乗れる、などということはやりたがる方だ。だがそういうのは、馬にまたがって係のオジサンにひもを引かれ一周回って終わり、ということばかり。距離に長…

はじめてのバードマンは生まれ変わった気分になれる

50のやってない事をしようと思うんだけど、何かないかな? 友人お針子ちゃん(裁縫が得意なので)「とりあえずバンジーは飛んでほしいわ」 と、いうわけで、バンジージャンプをすることにする。 日本にはバンジーがいくつかあるようだが、大分県の城島高原パ…

はじめてのスマホは、あまり鳴らなくてちょっと切ない。

50のやったことないことをやる1番目は、ガラケーをスマホに変えることだ。 はいはい、のっけからたいして面白くもない事だ、ごめんなさい。 でもね。 ガラケーっていうけど、これはじめからガラケーとかいわれてたわけじゃないから!スミレはこれでもPHSが主…

50歳の誕生記念にするべきことを考える

はじめまして、ナツメスミレ(仮名)と申します。 来年、2016年2月に、スミレは50歳になる。 それより約半年早い7月、スミレよりも少し早く50歳になる同級生の友人アシコ(仮名・走るのが早いから)が、ぽつりと言った言葉が、スミレの心に火をつけた。 「50…